教育と行動心理

集めたリストを教育していくために抑えていくべきポイントがあります。

・ベネフィットを出し続ける

・自分の考えや価値観を共有し、共感を得る

・相手の指を動かせる

この３つは最低限覚えておきましょう。

・ベネフィットを出す

前の章でも説明しましたが、読者は基本的にすぐに飽きます。

相手は長い文章をだらだらと読んでいるほど暇ではないと

常に意識しておいてください。

「自分にとって得な情報かどうか」と心の中で判断しています。

意図的でなくても無意識的に特別な情報か、価値のある情報かを

判別して読むかどうかの基準にしているのです。

読者は文章をたった３分読むだけでもめんどくさいと感じてしまいます。

そこで相手の利益になるように情報を出し続けることが必要になってくるのです。

相手の頭の中に描かれている言葉はこれです。

「自分に何のメリットがあるのか?」

自分の利益にならない情報をただ見続けるだけでは飽きるだけはなく

読者解除して２度と読んでもらえなくなってしまいます。

これはメルマガに限らず、ブログやその他SNS等での集客でも使えますが

相手のメリットになる情報を提供することが必須です。

「この人の情報は為になる。」

と思ってもらうことができれば、これからのステップは行いやすくなりますし、

疑心暗鬼だった読者の不安な感情がだんだんと変化して

もっと情報が欲しいと向こうから求めるようになってきます。

・自分の考えや価値観を共有し、共感を得る

メルマガでよく見かけますが、汚い言葉や

命令口調で突き刺さるような言葉を使っている人がいます。

また、いかにも読者を傷つけしてしまうような内容の文章や

解除したくなるような内容のものもあります。

大事なのは相手が共感するような気持の良い文章です。

「○○しなきゃ成功するわけないじゃん。」

「そんなんだからずっと結果が出ないんだよ。」

等、毒舌な言葉を使う人がいますがあまりすすめません。

それよりも、自分の価値観を提供しつつ疑問を提示するのです。

「僕は○○だと思いますが、あなたはどうお考えになりますか?」

「先日、このような記事を見かけました。僕はこう感じましたが

人によって視点は違うのだと気づかされました。あなたはどうですか?」

このように自分の考えと疑問を同時に書くことでファンを集めることが出来ます。

・相手の指を動かせる

これは相手に入力する癖やクリックする癖をつけさせるのが目的です。

受動的に情報をもらっている側からするとだんだんと

クリックをしなくなったり、行動しなくなったりします。

そこで、メールやLINEの中に画像や動画、記事を案内するURLを

いくつか張ったり、アンケートの参加してもらうことで

後に引けなくなったりします。

人は何かに触れたり、参加したりすると通常の５倍以上の

反応率を示します。

「自分には関係ない」と思っている読者を減らすために

参加しているんだと意識させることが必要になってきます。